WORKS

暮らしの中で見慣れた文様が、絵の中で出会い、いにしえの情景や物語を描きます。
その繊細で物質感豊かな絵画は、新しいひとつのオブジェにも見えます。

総角(あげまき)

源氏物語シリーズ「総角」油絵 M10号
The Tale of Genji series ”Trefoil Knots” oil painting 333×530mm

御願文作り、経仏供養ぜらるべき心ばへなど書き出でたまへる硯のついでに、客人、「あげまきに長き契りを結びこめ同じ所に縒りも会はなむ」と書きて、見せたてまつりたまへれば、
源氏物語 帖「総角」

御仏への願文を文章博士に作らせる下書きをした硯のついでに、薫は、あげまきに長き契りを結びこめ同じところに縒りも合はなんと書いて大姫君に見せた。
与謝野晶子

椿は宇治に住む二人の姫君です。
朱色や黒の大きな形は、琴が元になっています。楽器の音が、薫と姫達を結びつけました。
椿の後ろに盤長文様があります。背景には卍繋ぎ文様があります。
これらは彼女たちの父の信仰を表現しています。

CATEGORIES

源氏物語シリーズ

VIDEO

図版の最後に、この作品のプロモーションビデオがあります。

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