
長谷川資朗の絵画
美しい人や花をたとえとし、歌や物語を表現します。
美しい女性が、万葉集の詩歌が表している情景や心情の象徴となっています。
そして、その姿と画面に散りばめられた文様が組み合わされ、旅情、故郷、恋心、哀悼、永遠の人の心を描くのです。
また、日本の山野草と文様が、源氏物語の豪華絢爛な宮廷生活における女性達の物語を美しい絵画としています。
日本人の心から生まれた文様を、油絵具が緻密に描き、見たことのない新しい絵画を創り出しています。
人の願いや祈りを表現する伝統文様、それは、今も日本人の生活の様々な場面に見られます。
その文様を、西欧写実絵画の素材であった油絵具を使い、美しい工芸品のように描き上げます。
また、日本古来の、金銀、螺鈿を使った伝統工芸の技法も、この現代絵画へと活躍の場を移しているのです。

長谷川資朗絵画展 万葉集と源氏物語の世界
油絵で描く長谷川資朗の万葉集と源氏物語の世界。文様が語り部となり、儚くも美しい世界を展開いたします。
2021年2月11日(木曜日)〜2月17日(水曜日)
<最終日 午後4時30分閉場>
※作家は最終日以外は会場におります。
藤崎本館6階美術ギャラリー
〒980-8652 仙台市青葉区一番町三丁目2番17号
営業時間/午前10時〜午後7時
TEL:022-261-5111(代表)