年寄りがかつての苦手科目だった数学をやり直す理由
もう老年と言うのに中学の数学を学び直しています。生涯学習とかボケ防止とかを考えているわけではなく。ヴィトゲンシュタインをより理解したいと思っているからです。
数学に対しては全くの門外漢ですので正しい認識か不明ですが、最終到達点はフレーゲなので大学レベルでしょうか。目標は遙か彼方です。
ヴィトゲンシュタインに限らず西欧哲学においては数学は必須、何とかして論理計算もできるようになるのが夢です。岩波の記号論理学入門は1/3くらい行ったところで分からなくなってしまいました。こんな面倒なことをするのも、ただヴィトゲンシュタインの友達になりたいだけなのです。
中学レベルのところは根気が続かないだけで理解が止まってしまうことはありませんが、円錐の体積を求める式のように、何故そうなるのかの説明がなく、ただ覚えるだけなのは面白くありません。たぶん難し過ぎるので結果だけを出してくるのでしょう。
計算の段取りは種々あって、私のやり方は模範解答と違うことがよくあります。物事の考え方が個性的だなどと思っていても、実は変な道筋を通って答えを出すのでミスを犯すリスクが高く。ただの変人が自分を天才だと勘違いするようなものです。
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