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子供の頃、読書嫌いで作文苦手、言葉や文章の扱いには大きな劣等感を抱いていました。学生時代、試験等で小論文があると他の学生の三分の一位しか書けなかったものです。

私と違って多くの人は話すように文章を綴ることが出来るようです。話すことも得意ではないので、どっちみち書くのは遅いのですが。

そんな身にとって文章の自動生成は願ってもない技術です。しかし、先日、ネットで使う文章を作ってもらおうとプロンプトを打っていたら何かしら馬鹿らしく思えて止めました。

文章を綴ることは、頭の中の何かを写すことではありません。自分の言葉を辿って遡りそんなものが既にあったような気がするだけです。

言葉を探してあれやこれやと思考する、それが一番大切なことです。結果にのみ価値を認めるのは何でも金勘定で判断する経済活動の悪弊です。人生を効率化して何が嬉しいのでしょう。

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