WORKS

暮らしの中で見慣れた文様が、絵の中で出会い、いにしえの情景や物語を描きます。
その繊細で物質感豊かな絵画は、新しいひとつのオブジェにも見えます。

葵 その二

源氏物語シリーズ「葵 2」油絵 M4号
The Tale of Genji series “Heartvine 2” oil painting 190×333mm

人の言ひ思はむことなど、人にのたまふべきことならねば、心ひとつに思し嘆くに、いとど御心変はりもまさりゆく。
源氏物語 帖 「葵」

人がどう批評するであろうかと、だれに話してみることでもないだけに心一つで苦しんでいた。いよいよ自分の恋愛を清算してしまわないではならないと、それによってまた強く思うようになった
与謝野晶子

誇り高き六条御息所は自身の嫉妬を哀しみます。燃えるようなマツモトセンノウが六条の象徴です。

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源氏物語シリーズ

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図版の最後に、この作品のプロモーションビデオがあります。

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