WORKS

暮らしの中で見慣れた文様が、絵の中で出会い、いにしえの情景や物語を描きます。
その繊細で物質感豊かな絵画は、新しいひとつのオブジェにも見えます。

薄雲

源氏物語シリーズ「薄雲」油絵 変形0号
The Tale of Genji series ”A Rack of Cloud” oil painting 140x209mm

姫君は、何心もなく、御車に乗らむことを急ぎたまふ。寄せたる所に、母君みづから抱きて出でたまへり。
源氏物語 帖「薄雲」

姫君は無邪気に父君といっしょに車へ早く乗りたがった。車の寄せられてある所へ明石は自身で姫君を抱いて出た。
与謝野晶子

オダマキは明石の母子を象徴します。
朱の形は源氏車の部分です。これが源氏。若松と梅の文様は幼い姫を表します。
娘が、父親である源氏に引き取られた場面の絵です。

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源氏物語シリーズ

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