制作意図
ある絵が肖像画であるかは、その絵が似ているかどうかでなく作者の制作意図にあると言ったが、その意図とやらも少し怪しいと思っている。
私はモデルに似せようとして人物画なりデッサンを描いたことはない。しかし、似せようと言う意図はないけれども、似ていた方が良い気もする。
少なくとも私の考えでは、作者の制作意図など鑑賞者にはどうでも良いことだ。好きに観れば良い。
筆を置いた時、画家と絵の関係は終わる。そして、そこから鑑賞者との物語が始まる。それを創るのが芸術鑑賞である。
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