隠久日記
これまでの作品制作を振り返り、次の創作へ結びつける
ここ十数年、源氏物語や万葉集等、日本の古典文学をテーマに、絵画と言うカテゴリーに捕らわれず日本の伝統から文様など様々な表現様式を取り入れて自分の絵画様式を創って来ました。 そろそろ、それも見直しの時期に来たと思い、noteにまとめて見ました。この作業を通して朧ながら次の段階が見えて来た感じがします。 以下に...
ここ十数年、源氏物語や万葉集等、日本の古典文学をテーマに、絵画と言うカテゴリーに捕らわれず日本の伝統から文様など様々な表現様式を取り入れて自分の絵画様式を創って来ました。 そろそろ、それも見直しの時期に来たと思い、noteにまとめて見ました。この作業を通して朧ながら次の段階が見えて来た感じがします。 以下に...
現実のモデルを前にしてどう表現するか。実はまさにその瞬間には何も考えていない。 ただ、平たく太い6Bのスケッチ鉛筆(芯の幅が8ミリもある扁平な鉛筆)をそのままに使って始める。細い明確な線は引けないし説明的な描写は不可能だ。 手数は最小に、描写が過ぎたところは消す。紙に乗る鉛筆の黒は白い画用紙とのバランスで抑...