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隠久日記

失望と希望

新作を複写・印刷して少しばかり角度を変えてみたら、思ったより出来が悪く落ち込みました。 その気分を救おうと不覚にも真逆なことをしてしまいました。自分にとって理想的な絵画、ここ十年で最も好きなものを見てしまったのです。 アフリカ、クバ族のアップリケです。あまりにも超然としていて取り付く島もありません。突き放さ...

アトリエ生活

自分の絵を飾る

初めて、日常的に目が行く場所、キッチンの真っ正面の居間の壁、すなわち家事の間中ずっと向かい合う所に、それも出来具合がとても気になる新しい絵を飾りました。 複写して画像になった作品はよく見ても、描いたばかりの絵そのものを持続的に見ることはありませんでした。自分の絵の見え方がどのように変わって行くのか、あるいは...

ドローイング

制作意図

ある絵が肖像画であるかは、その絵が似ているかどうかでなく作者の制作意図にあると言ったが、その意図とやらも少し怪しいと思っている。 私はモデルに似せようとして人物画なりデッサンを描いたことはない。しかし、似せようと言う意図はないけれども、似ていた方が良い気もする。 少なくとも私の考えでは、作者の制作意図など鑑...

English&French