
姿
画家のものを見る目は、人々とは少しばかり違っているのだと言いたいが、これもある意味相対的な問題だろう。 ひとつの光景を前にして、人は必要なものを見る、あるいは「言葉」を見ているのだが、画家は色彩と形を見ている。 ただ、その時、画家は既に「絵」を描いている。光景は抽象化されている。構成されている。「絵」にとっ...
万葉集の勉強は、犬飼孝さんのCDと源氏物語と同じく小学館の古典全集を読むことから始めました。その後、テーマごとの単行本等も色々と読みましたが、最終的な参考としているのはこの伊藤博さんの万葉集釈注です。大著ですから、拾い読み以外ではまだ4の巻第七までしか読んでいません。
10年前、初めて源氏物語をベースとして絵を描こうとした時、最初に手にしたのは瀬戸内寂聴さんのものでした。古本で谷崎潤一郎版やデジタルで与謝野晶子版、古典全集で新潮版、他多々手に取りましたが、結局一番読みやすく資料性もあるこの小学館の古典全集に落ち着いています。
源氏物語シリーズでは、山野草の花を人物の象徴として描いている。その花々の多くは庭で育てているもの、その四季の様子を伝える記事のためにカテゴリーを設定した。
画房「初瀬」の隠久日記用に準備したモノクロ写真を使って見え方を確認します。